個人情報保護をしっかり行っているとする企業は多いが、実際のところどうなのかは、我々には簡単にわかるものではない。そんなときにはElectronic Frontier Foundation (EFF)が行った調査が役に立つ。26社について、6つのカテゴリーで信頼性を評価している。
26社の中で最も評価が低いのは、写真メッセージアプリケーションのSnapChat。6つのカテゴリのうち評価できるのは1つのカテゴリのみ。
それに続く低評価企業は、Adobe、Amazon、MySpaceで、6つのカテゴリのうち、評価できるのは2ないし3のカテゴリのみ。
例えば政府機関が通信内容へのアクセスを要求した際、個人情報に触れさせないよう保護しているかどうか、というのが評価ポイントになっている。このポイントに充足していないということは、政府機関が通信内容へのアクセスを要求すると、関係があろうがなかろうが個人情報も一緒に持って行かれてしまう可能性があるということを意味している。
サービス利用にはこの評価を活用した方が良さそうだ。