インフィニティソリューションズ株式会社ブログ

要求管理にもパラダイム変化が必要

クラウド、モバイル、アジャイルと、ソフトウェア開発をめぐる環境が変化し、それにともなって、要求管理にもパラダイム変化が起こっている。同じ業務ロジックを持つ、ウェブアプリ、デスクトップアプリ、モバイルアプリを開発することが必要になってきているからだ。

これら3種類のアプリに対する要件は、ユーザインタフェースやシステムの振る舞いの点で異ってくることは当然だが、問題はそこではないらしい。

SD Timeの記事から。

‘“However, copying requirements and business rules into multiple projects is a not a good idea because now you have the same business rules in multiple places. They quickly go out of sync with each other.”’

「しかしすぐに互いに同期しなくなるため、要件やビジネスルールを複数のプロジェクトにコピーして使うのは良い考えではない」

Image courtesy of Stuart Miles at FreeDigitalPhotos.net

開発工程自体はどのプラットフォームでもそれほど違わないが、

‘The pressure of collecting and maintaining requirements really comes, Harris said, when an organization is trying to maintain these different applications in parallel. “So, at that point in time, the pressure is really more about how do we stay in alignment to ensure that we’re taking advantage of functionality that all of these applications utilize,” he said. “So it really comes down to visibility—ensuring that all the different teams have visibility into what the other teams are working on.” ‘

「『組織が複数のアプリケーションを同時に維持していこうとすると、要求を集め、維持していくのが大変だと』、(Jama Software社の共同設立者でソリューション・アーキテクトのDerwy Harris氏。『したがって、ある時点で、これらのアプリケーションが使用する機能を確実に活用できるようにするのはどう一致させるかが問題となる。そこでビジビリティの問題になる。すなわち、それぞれ、他のチームが何をやっているかを知ることができるようにするということ。」

‘For all types of apps, missed and misunderstood requirements are often two of the major issues when it comes to product and/or project requirements. “These two problems tend to get exacerbated with distributed teams,” Potnis said. “Also, with the fast iterative process of agile teams, requirements become front and center. In fact, each agile iteration is started by first selecting the user stories or use-case scenarios to be accomplished in that iteration. And user stories and use-case scenarios are, essentially, requirements.”’

「製品、プロジェクトに対する要求では、要求の漏れと誤解が2大問題だ。『これら2つの問題はチームが分散していると、拡大する傾向にある』とPotnis氏(要求管理ツールを提供するTechnoSolutions社の副社長)。アジャイルチームで迅速に繰り返しプロセスを行なうには、要求が前面に出、また中心でもある。事実、アジャイルの各繰り返しは、その繰り返しの中で実現すべきユーザストーリやユースケース・シナリオの選択から始まる。ユーザストーリやユースケース・シナリオは本質的に要求そのものだ。」

全般的に短い期間で開発することが必要となってきている昨今ではあるものの、ウェブ、デスクトップ、モバイルでは開発サイクルが異なっており、いかに一貫性がある要求にまとめていくかが課題。そのためには、要求変更のインパクトを素早く評価できる要求管理ツールをチーム間で共通に使うことが必要だということだ。