インフィニティソリューションズ株式会社ブログ

アジャイル開発しているという言葉を信用するな?!

アジャイル開発で失敗したという例があちこち見受けれる。何故か。そこには様々な理由があると思われるが、本当の意味でアジャイル開発をやったわけではなく、「アジャイル風開発」だったというのもその1つの理由であろう。それも無理からん話かもしれない。Methods & Tools Editor’s Blogでこんなことが書かれている。

Would you Consider the PMI as Your Main Agile Resource?’(PMIをアジャイルに関するリソースのメインと見ているか?)

このブログを書いているFranco Martinig氏はかのカーネギメロン大学のサイトで、Agile Project Management Approachと題したページを見つけた。このページはカーネギメロン大学のIT部門で、Planning & Project Management Officeが公開しているもの。彼はこのページを見て戸惑ったらしい。なぜならページの最後にアジャイルの参考情報として、PMIが連発されているためだ。ここは普通なら、 Scrum Alliance、Agile Alliance、Scrum.orgなどがリストアップされるところだという。

‘No. Only the PMI. This sounds to me a little bit as if a web page dedicated to healthy food would point to some recommendations provided by McDonald.’

「いや、PMIだけ。これは、健康食品に特化したウェブページが推奨としてマクドナルドを上げているようにも思える。」

とひどい言い様だが、恐らく PMIを一番に上げる人はいないだろう。

‘ I see this as an anecdotal evidence that the Agile adoption sometimes considered as “done” has still a way to go to really be integrated by organizations. The PMI approach is still a reassuring framework for project management. Many people consider Agile as a set of techniques and don’t see that the values are more important than blindly following a recipe. If a project has only three people collocated in the same space and they communicate frequently during the day, maybe they don’t need a daily stand-up meeting.’

「これはアジャイル採用「済み」となっていても、組織内で本当に融合されるにはまだまだ道のりがあるという格好の証明だと思う。PMIの手法はまだプロジェクトマネージメントのフレームワークを確かなものにすることだ。多くの人がアジャイルをテクニックの固まりだとみなし、盲目的にレシピに沿うことよりも価値のほうがはるかに重要であると思っていない。プロジェクトに3人しかおらず、同じ場所にいるのであれば、日中よくコミュニケーションをとるだろうから、日次のスタンドアップ・ミーティングはいらないかもしれない。」

Discipline by patlessard50, on Flickr

‘Another evidence for me of this situation is that the IBM flavor of agile had to put the “disciplined” word in its title: Discipline Agile Delivery. They didn’t have to do it with RUP, did they? Isn’t Agile supposed to be already “disciplined” with practices like frequent delivery to customer for review or Test-Driven Development? This is in my opinion more disciplined than a lot of previous processes where the real life definition of done consists to tick a box at on a checklist at the end of a phase.’

「こういった状況のもう1つの証拠だと思うのが、IBM流のアジャイルでは、タイトルに「鍛練された」をつける。鍛錬されたアジャイル・デリバリなどだ。IBMのRational Unified Process(RUP)ではそんなことをする必要がなかったのか。アジャイルは、レビューやテスト志向開発のために何度もカスタマーに成果物を提供するというようなプラクティスでもってすでに「鍛錬」されているのではないのか。私見では、現実の「済み」の定義が、フェーズの最後にチェックリストにチェックマークをつけるというようなこれまでのプロセスよりはよほど「鍛錬」されていると思う。」

‘You should not believe people saying that Agile adoption is “done”. Neither should you believe that agile, often viewed as Scrum by people, is the only solution to all project and organizational contexts. ‘

「アジャイル採用は「済み」という人を信用すべきではない。周りの人からスクラムだとみなされているアジャイルが、全てのプロジェクトや組織にとっての唯一のソリューションである、とも考えるべきではない。」

— 日本人は形から入りたがる傾向が強いから要注意。