インフィニティソリューションズ株式会社ブログ

いいソフトウェアエンジニアを探し当てる新しい形:Gild

ひところのITブームが去り、また中国に限らず様々な国へオフショアされるケースも増えてきて、さぞかし日本国内のソフトウェアエンジニアも余り気味なのだろうとは思うものの、いざ探すと、候補者は数多くあがるものの、なかなかいいエンジニアにめぐり合うことは少ない。職務経歴書などを見ても、いいエンジニアかどうか判断できる材料はそこにほとんどない、といってもいいくらいだ。会って話しをしてみたところで、さほど判断できるわけでもない。しばらく実際の仕事ぶりを見て、やっと分かるのが関の山。でもその頃には手遅れだ。

もうちょっとマシな手法はないものか、と思っていたところ、AllThingsDのこんな記事が目に止まった。

Meet Gild, the Software Developer Search Service That Just Poached a Salesforce VP(Gildに行こう。ソフトウェア開発者検索サービスで、セールスフォースの副社長を囲ったばかり)

— MITでコンピュータサイエンスの博士号を持っているSheeroy Desai氏だが、

‘Now he’s running a new company called Gild that takes a lot of the uncertainty out of software hiring. Gild has created a service that tracks the code that developers make public on services like GitHub and Google Code. It tracks how that person’s code is accepted for open source projects, and how often other developers borrow from their code or “fork” it.’

「今Gildと呼ぶ新しい会社を始めた。同社は、ソフトウェアエンジニアを雇用する際の不確実性の多くを排除しようというもの。Gildは開発者がGitHub、Google Codeなどで公にしているコードを記録するサービスを構築した。その人のコードがオープンソース・プロジェクトとしてどの程度受け入れられ、他の開発者がコードをどの程度借用あるいはForkしているかを記録するもの。」

Gild

 

‘Gild is a seed stage company just getting rolling, but already it’s won some pretty ringing endorsements; its customers include Facebook, Box, Akamai, RedHat and Constant Contact. ‘

「Gildは立ち上げたばかりの会社だが、極めて輝かしい支持を得ている。顧客にはFacebook、Box、Akamai、RedHat、Constant Contactが含まれる。」

‘It also just made a key executive hire: Desai confirmed to AllThingsD that Gild has hiredBrad Warga, VP of recruiting at Salesforce.com. Warga’s new title will be senior VP of customer experience.’

「また、キーとなる役員を雇用した。AllThingsDがDesaiに確認したところ、GildはSalesforce.comのリクルーティング担当副社長Brad Warga氏を雇用した。Warga氏の新しいタイトルは、カスタマーエクスペリエンス担当上級副社長だ。」

— Gildで検索すると、オープンソース・プロジェクトでコードを公開、あるいは、貢献しているエンジニアがリストアップされる。GitHub、SourceForge、Google Codeから情報を引っ張ってくる。さらにここに、LinkedIn、Twitterでのツィートや、セミナーでの講演が録画されていれば、その映像も参照できるらしい。

‘Hiring at software companies is too often a case of casting a wide net and then sorting through thousands of candidates for the good ones. It’s an inefficient, frustrating process for people doing the hiring. “At lots of software companies, 90 percent of candidates get rejected because they don’t have the necessary skills,” Desai says. “That means they’re batting at about 10 percent and would be excited to raise their average to 15 percent. We think they should be batting closer to 70 percent.”’

「ソフトウェア会社が人を雇うのは、ほとんどの場合、幅広く声をかけ、何千人もの候補者の中から良いのを選ぶということになりがちだ。人を雇うプロセスとして非効率でありまたイライラするものでもある。『多くのソフトウェア会社では、候補者の90%は、必要なスキルを持っていないということで拒否される。』とDesai氏。『つまり打率1割ということで、打率を1割5分にあげられれば、大喜びのはず。我々は、打率を7割にすべきだと考えている。』」

— 方向性として非常に興味深い。