インフィニティソリューションズ株式会社ブログ

Amazonの主張とその現実を検証する(その5)

Amazon’s 7 Cloud Promises: Hype Vs. Reality(アマゾンのクラウドに関する7つの展望:幻想か現実か)

主張5.Cloud Drives Innovation(クラウドが革新へと駆り立てる)

(source: InformationWeek)

“To drive innovation, Amazon CTO Werner Vogels makes the solid point that you want to experiment often and fail early. In other words, you want to do experiments quickly, so if the concept doesn’t work out, you haven’t spent too much time and money on a failure.”

「革新を引き起こすため、アマゾンのCTO、Werner Vogels氏は、繰り返し実験し、早いうちに失敗するべきだと強く主張する。言いかえれば、コンセプトがうまくいかなくても、時間と金を失敗に浪費しすぎないように、短期間に実験したいということだ。」

検証5. In-House Compute Power Also Drives Innovation(社内の計算パワーでも革新を引き起こせる)

“While on-demand compute capacity is very compelling for business experiments, the reality is that with virtualization, on-demand can be delivered publicly or privately. If, for example, a company has $7 million in virtualized infrastructure in place to serve its baseline needs, wouldn’t it want to tap into reserve or excess capacity, as available, to support research? This is another case where we see all-cloud enterprises as the exception rather than the rule.

So the question is, do you have excess, quickly available capacity internally, or do you need to turn to the public cloud? Both options make sense. If you need big capacity that outstrips what you have available internally, public cloud wins.”

「業務の実験には、オンデマンドの計算能力のほうが説得力があるが、実際には、仮想化によって、オンデマンドをパブリックでもプライベートでも実現できる。例えば、ベースラインのニーズに対応した700万ドルの仮想化されたインフラがあれば、予備のあるいは余分なキャパシティを研究に使えないというのだろうか。これも、全てをクラウドでまかなうような企業があたり前になるというよりは、例外であることの一例だ。

したがって問題は、社内に余分ですぐに使えるキャパがあるかどうか、あるいは、パブリッククラウドに仕向けなければならないか、だ。いずれのオプションも理にかなっている。社内で持っている以上のキャパが必要であれば、パブリッククラウドの勝ちだ。」

— 社内システムが、パブリッククラウド並みに、必要であれば、いつでも使える状態になっていればいいのだが、社内手続きやら何やらで、時間がかかるのであれば、同じ土俵で語れまい。パブリッククラウド並みの実装ができていれば、パブリックかプライベートか差はなくなるし、そのレベルを実現する企業も出てくるであろう。その意味では企業は全てパブリッククラウドを使うようになる、というのは言いすぎ。