インフィニティソリューションズ株式会社ブログ

Amazonの主張とその現実を検証する(その3)

Amazon’s 7 Cloud Promises: Hype Vs. Reality(アマゾンのクラウドに関する7つの展望:幻想か現実か)

主張3.Cloud Lets You Scale On Demand(クラウドならオンデマンドでスケールできる)

(source: InformationWeek)

“When using an on-premises database cluster, you have to continually configure, tune, shard, and re-partition to maintain performance. Vogels says the AWS approach removes database-as-an-application bottlenecks because you call for capacity with specific performance characteristics on demand. This makes application scaling a much simpler affair.”

「オンプレミスのデータベース・クラスタを使っている場合には、パフォーマンスを維持するために、継続的に構成、最適化、分割、再パーティションを行わねばならない。Vogels氏いわく、オンデマンドで、希望するパフォーマンス特性のキャパシティを要求できるため、AWSのアプローチなら、アプリケーションとしてのデータベースのボトルネックを無くすことができる。これにより、アプリケーションをスケールさせることが非常にシンプルなものになる。」

検証3. Private Cloud Makes On-Demand More Affordable(プライベートクラウドならオンデマンドがより手頃になる)

“Paying a cloud infrastructure-as-a-service (IaaS) provider is obviously easier, but asInformationWeek‘s Art Wittmann has documented, taking the virtual, private-cloud route can save you money and deliver higher performance. That’s one reason IaaS adoption is actually slowing. Public cloud makes tons of sense when there’s spiky demand, but for baseline capacity that’s a given, it’s cheaper to do it yourself.”

「IaaSプロバイダに支払っておいたほうが簡単なのは明らかだ。だが、InformationWeekのArt Wittmanが記している通り、仮想の、プライベートクラウドの方向をとったほうが、コスト的に有利で、高性能を提供できる。それがIaaSの採用が進んでいない理由だ。パブリッククラウドは需要が激しく上下する時には意味があるが、ベースラインのキャパシティが決まっているなら、自分でやった方が安価だ。」

— パブリッククラウドならオンデマンドでスケールできるのは事実だが、プライベートクラウドなら、キャパシティの限界はどこかにあるため、急にデマンドが増えたからといって、対応できる範囲は限られる。だからプライベートクラウドではダメな場合がある。自分でやったほうが安価かどうかは別の話だと思うが。