インフィニティソリューションズ株式会社ブログ

モバイルクラウドの将来に影響がある9つのトレンド

クラウドとモバイルは徐々に密接な関係になりつつあるようだ。その将来に影響を与えそうなトレンドが9種類あると、

CloudTweaksが語っている。

9 Trends That Impact the Future of Mobile Cloud Computing

1. Enterprise and consumer mobiles apps are getting increasingly smart. 企業向け、消費者向けのモバイルアプリはますますスマートになってきている。

スマートフォンの登場によって、機能的にはどんどんPCに近づいていき、スマートフォンで様々なことができるようになってきている。とはいえ、スマートフォン上のCPU能力、メモリ、ストレージの容量はある程度限界があるため、それを補うクラウドの必要性は高まりこそすれ、下がることはないだろう。

2. Phone network providers are trying to climb up the value chain. 携帯キャリアはバリューチェーンの強化を目指している。

キャリアは「dumb pipe(単なるパイプ)」に成り下がるのを恐れているとのこと。日本でも、キャリア中心の携帯市場が崩れだしており、単なるデータの通路を提供会社にならないよう、クラウド・サービスを打ち出していてきている。

3. 4G LTE compatible devices are supporting bandwidth intensive applications. (4G LTE互換デバイスは通信量が大きいアプリケーションをサポートしてきている)

通信速度の高速化により、また新しいアプリケーションの可能性が生まれくるはず。

4. The entry of iPads into the enterprise space.(iPadの企業利用への参入)

iPadはすでに企業で利用されているではないか、ということになるのだが、ここで言わんとしているのは、企業利用のPCの代替としてのiPadの拡大だ。必要なら持ち歩けるし、シンクライアントだし。最もそれはタブレットではあっても、iPadとは限らないと思うが。

5. HTML5.

従来インターネット上のアプリを利用するには当然ネットワーク接続が必要だったわけだが、HTML 5の登場で、オフライン状態になってもあるアプリを動作させることができるようになった。これもまた、利用形態の幅を広げるのに役立つはず。

6. The rise of mobile commerce. (モバイルショッピングの台頭)

日本と米国を比べると、日本はおサイフ携帯などで先行しており、米国はやや出遅れていた印象だが、Google Wallet、FourSquareなどが広がりつつある。

7.Fragility of mobile devices. (モバイルデバイスの脆さ)

モバイルデバイスが壊れやすいという話ではなく、データ漏洩だ。モバイルデバイスを持ち歩くのはいいが、落とす、なくす、忘れる危険性も高くなる。そこでPCと同様、モバイル上にデータを置くのは危険なので、クラウドへ、という構図。

8. Increase in the worker mobility. (社員のモビリティの増加)

モバイル利用が増え、デバイスも高速、大容量になってくると、モバイルで出来ることが増え、ちょっとデータを見てみる程度から、何かを作りだすことまで可能になってきている。

9. Fragmentation of devices.(デバイスのフラグメンテーション)

PC時代なら、会社のデスクトップPC、ノートPC、後は自宅のPC。今はこれにスマートフォンやタブレットが加わり、デバイス間でデータ共有できることは不可欠になってきている。

— さて、これらを踏まえて、どんなゲームチェンジャーが現れてくるのだろうか。