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今年のIT分野での大失敗を振り返る-AT&TのT-Mobile買収劇

いろいろあった2011年も年末モードに突入。2011年はこんなことがあった、2012年はこうなる、というポストが増えていますが、振り返るなら失敗から学ぶ方がいいかと思い、InformationWeekのこのポストを取り上げる。

12 Epic Tech Fails Of 2011(2011年のIT分野での12の大失敗)

6. AT&T/T-NoMo(AT&T/T-もうおわり)

AT&T

In March, AT&T and T-Mobile announced a merger, valued at $39 billion, that would let AT&T overtake Verizon as the No. 1 U.S. mobile carrier, as measured by revenue and subscribers. AT&T said the merger would create jobs, as if it were a private sector stimulus plan. But the Department of Justice, the FCC, Sprint, and pretty much everyone with access to blogging software began to question the deal. The DOJ filed an antitrust suit, and AT&T withdrew its application from the FCC in order to fight the DOJ suit and took a $4 billion charge to mitigate what it will likely have to pay T-Mobile when the deal officially collapses. That’s a hefty price to pay for failure.

3月にAT&Tは390億ドルでT-Mobileを合併する発表。これによりAT&TはVerizonを上回り、売り上げと契約者で全米モバイルキャリアのNo.1になるはずだった。AT&Tによれば、プライベートセクターの刺激策であるかのように、合併は新たな雇用を作るとしていた。しかしながら、米司法省、連邦通信委員会(FCC: Federal Communications Commission)、Sprint、その他ブログソフトにアクセスした人は皆、この取引を疑問に思い出した。米司法省が反トラスト訴訟を提起すると、AT&Tは米司法省の訴訟と戦うために、FCCへの申請を取り下げ、この取引が公的に決裂したときにT-Mobileに支払わねばならないものを軽減するために、40億ドル支払うことにした。失敗に対する代償としてはかなり重いものだ。

— 買収でNo.1に躍り出そうであれば、当然反トラストではないか、というチェックが入るに決まっている。AT&Tはそのあたりをどう読んでいたのであろうか。あまりに稚拙だ。教訓:行動を起こす前に、その行動がもたらす効果、誰がどう反応するかを予測して必要なら対策を打つこと。

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