インフィニティソリューションズ株式会社ブログ

モバイルウォレットの戦いに勝ち残るのはどこだ!

モバイルでの支払いと言えば、おサイフ携帯や、モバイルスイカなど、日本が先行していましたが、「Google Wallet、米国で拡大」でも紹介した通り、米国でも熱くなってきました。

Googleに限らず、様々な分野のプレーヤが儲け口として虎視眈々と狙っていますが、最後に残るのはどこの誰でしょうか?

FastCompanyの「The Race for Mobile Payment(モバイルペイメントのレース)」でそのあたりの見通しを書いています。(By: Philip Butta

Bank (銀行):一番目にアウト

言うまでもなく、顧客もいて、金を預かっており、販売店との関係もあり、基本的な技術も揃っているため、非常にいいポジションにいる。とはいうものの、リスクを犯さない体質と、技術面でも保守的なため、革新的な動きはないだろうという見方。

— 先頭を走ることはないでしょうね。とはいえ、どこかに引っ付いていくことはあるかもしれません。

Marchant (小売):二番目にアウト

自店のモバイルマネーの動きあり。

A Starbucks app, for example, lets users load cash onto their mobile phones, which then display a bar code baristas can scan at the register. Since January, the app has processed more than 3 million transactions.

例えばスターバックスアプリは、現金をモバイルフォンにロードでき、バーコードをスキャンしてもらうというもの。1月から300万件の取引を記録。

しかしながら、チェーン店であってもその広がりは限られるため、もっと大手に引っ付いた方が効率的。

— 広がりが限られるので、やはりメインストリームにはなり難いですね。

Startup (スタートアップ企業):三番目にアウト

スタートアップ企業は引きずるものがないため、画期的なアイデアを実現できる。

And Square, whose dongle turns iPhones into credit-card readers, now fuels more than $1 million a day in transactions.

またiPhoneをクレジットカードリーダに変えるドングルを出したSquareは1日当たり100万ドルの取引をこなしている。

ただし、この手のスタートアップはちょっといい線いっていると、大手に買収されてしまう。

Credit-card Company (クレジットカード会社):4番目にアウト

クレジットカード会社はすでに端末を店舗に配置しているため、非常に有利。

しかしながら、クレジットカード会社自体は直接顧客とやりとりしているわけではないので、誰かとパートナーシップを組む必要あり。

Mobile Carriers (モバイル通信会社):5番目にアウト

モバイル通信会社にとって、支払い処理はお手の物。

Last November, AT&T, T-Mobile, and Verizon all joined forces to create Isis, a forth-coming mobile-payments network that now touts support from the big four credit-card companies.

昨年11月、AT&T、T-Mobile、Verisonは共同のでIsisを設立。モバイルペイメントネットワークで、大手4社のクレジットカード会社からのサポートを強く求めている。

ただモバイル通信会社も基本的に保守的。Isisも具体的なところはなかなか進まない状況。

Paypal (ペイパル):6番目にアウト

The leading digital-payments platform boasts 100 million users; $3 billion worth of mobile transactions (in 2011); a robust suite of fun, useful smartphone apps; and PayPal Access, a Facebook Connect-like feature that aims to streamline the entire virtual-payments process. It’s also working on a cloud-based NFC alternative that would allow customers to pay for products by using their phones to scan bar codes or by entering their mobile number and a PIN at existing payment terminals.

デジタルペイメントプラットフォームのリーダで、1億人のユーザ、2011年のモバイル取引は30億ドル。楽しく役に立つスマートフォンアプリが揃っている。仮想ペイメントプロセス全体をを効率化することを目的としたFacebook Connectのような機能を持つPayPal Accessなどが揃っている。また、クラウドベースのNFCを準備中で、バーコードをスキャンするか、既存端末にモバイル番号やPINを入力することにより携帯で支払えるようにするもの。

ただPaypalは今までほとんどネットの世界だけであったため、リアル店舗での展開は未知数。出遅れ感もある。

TECH TITANS (技術の巨人):WINNER

To be sure, there’s much to be worked out–namely, which company will emerge as the mobile-payments victor, which technology it will use (NFC or otherwise), and which partners it will need to pull the whole thing off. But most analysts agree that Google Wallet–with its sleek interface, ad-based business model, and rising adoption rate–is a big, bold step in the right direction.

確かなのは、やるべきことがたくさんあるということ。すなわち、どの企業がモバイルペイメントの勝者として現れるのか、どの技術が使われるのか(NFCまたはその他のもの)、すべてを成し遂げるのにどのパートナーが必要か。だが、ほとんどのアナリストは、滑らかなインタフェースを持ち、広告ベースのビジネスモデル、上昇中の採用率を持つGoogle Walletが正しい方向への大きく確かな道だ。

Google Wallet

— やっぱりGoogle Walletか。