インフィニティソリューションズ株式会社ブログ

Squareのハンズフリースマートフォン支払い

モバイルペイメントで革新的なソリューションを開発しているスタートアップ企業にSquare社というのがあります。

その一つが、Square Card Reader。白い四角いものはどう考えてもステレオジャックにささっている。そんなわけで、iPad、iPhone、アンドロイド端末で利用可能(アプリが必要だが)。四角い物体にカードをスワイプして読み取るらしい。この読み取り装置、アプリは全て無料。1回の利用で手数料が2.4%、次の日には指定口座に振り込まれるというもの。

Square Card Reader

仮に店側がこの装置を持っていたとして、客はクレジットカードを持っていなきゃならないのは、今までと同じ。カードリーダーが手軽になっただけ。

と思っていたら、なんと、ハンズフリーでスマートフォン支払いができると。

店舗側では上図のタブレットのように、Squareのアプリがインストールされており、販売メニューが定義されている。

一方利用客は、店で注文する前に、同じくスマートフォン用のSquareアプリをインストール、顔写真などとともに設定しておく。始めての店で注文する際は、アプリを立ち上げておく必要がある。

さて、注文する段階になると、店舗側タブレットには、注文しようとする人のリストが顔写真とともに表示される。

注文者は名前と注文内容を言えば、店側では、どの人が注文しているのかがわかり、その人の注文、内容、合計金額を設定してOK。支払いはクレジットカードで。

2回目以降は、アプリを立ち上げておく必要すらない。スマートフォンに手を触れずに、持ち歩いているだけで支払いを済ませることができる。

Square Card Case

どうやって注文者を識別しているのかというと、GPSを利用した「ジオフェンシング」、つまり位置情報サービスらしい。店の近くに来た人が自動的に店の端末に表示されるというわけ。

また2回目の注文時には、注文者は自身の位置情報さえ発信していれば、スマートフォンに手を触れなくてもいいというわけ。

cnetの記事を一部引用しておこう。

Square’s business model originally focused on merchants and making receiving payments as transparent and simple as possible. Today’s features indicate the startup is also paying attention to consumers.

Squareのビジネスモデルはもともと店舗側にフォーカスしており、出来るだけ透過的で簡単に支払いを受けられるようにしようというものだった。現在の機能からすると、顧客側にも目をむけていると見て取れる。

“We realized that unless we brought ease to the consumer side of the counter, payments were still going to be about the transaction itself,” says Megan Quinn, director of products at Square.

「我々は、カウンターの顧客側を簡単にしないと、支払い行為は取引自体にしかならないことを悟った」(Square社プロダクトディレクターMegan Quinn氏)

The company declined to say how many Card Case customers are out there but said more than 20,000 merchants have joined during the past eight weeks across the United States. Founded in 2009, Square is currently processing more than $2 billion in payments a year, according to a company spokesperson.

同社は何人のCard Case顧客がいるかについて語ることは避けたが、米国で2万店舗以上が過去8週間で参加しているとのこと。2009年設立。Square社の広報によれば、同社は現在年間20億ドルの支払いを処理している。